【プラチナカード】三井住友カードプラチナプリファードのメリットデメリットを考える

ある日、仕事から帰ったら郵便受けに分厚い封筒が入っていました。

「なんだろうこれ」と手に取ってみると、そこには PLATINUM PREFERRED INVITATION の文字。

そう、三井住友カードが発行しているプラチナカード「プラチナプリファード」の招待状だったのです。

せっかくインビテーションをもらえたのなら切替のメリットデメリットを考えてみようと思い、記事にまとめてみました。

  • 三井住友カードプラチナプリファードが気になっている方
  • 切り替え、申込みを検討している方

はぜひご一読ください。

目次

ポイント特化型のプラチナカード

出典:三井住友プラチナプリファード

一言で三井住友カードプラチナプリファードを表現するなら、ポイントが溜まりやすいプラチナカードと言えます。

プラチナカードのステータスと高還元率のお得さを併せ持つ、名と実の両方をとれるクレジットカードなんです。

そんなプラチナプリファードの概要は下記の通り。

年会費33,000円
ポイント還元率1%(特約店では+1〜9%)
利用枠150万円〜300万円
旅行損害保険5000万円
ショッピング補償500万円
その他サービス空港ラウンジの利用
VISAプラチナコンシェルジュセンターの利用
プラチナプリファード概要

個人的にクレジットカードを持つ際に気になるのは、年会費の元が取れるかどうか

年会費の元をとる上では

  • ポイントによる還元
  • サービスによる還元

の2点が重要になります。

この2点から、三井住友プラチナプリファードのメリットデメリットを見ていきましょう。

【メリット】100円で1ポイントの高還元率【コンビニでは3%】

出典:三井住友プラチナプリファード

三井住友プラチナプリファードのメリットはこの還元率の高さです。

三井住友カードのステータスカードである三井住友ゴールドと三井住友プラチナの還元率は0.5%なので、プラチナプリファードはこの2種類と比べてポイントが2倍の速度で溜まっていきます。

通常利用でもポイントが結構溜まっていきますが、三井住友プラチナプリファードはプリファードストアと呼ばれる特約店で決済する時は1〜9%ポイントが上乗せされます。

ちなみに、海外利用時の還元率は常時3%です。

プリファードストアの紹介

プリファードストアは宿泊予約サイトや百貨店といった非日常系のものから、コンビニやスーパー、薬局、マクドナルドといった日常系のものまで幅広く展開されています

身近なコンビニやスーパーがプリファードストアになっているので、生活しながら自然にポイントをブーストできるのが嬉しいですね。

具体例を挙げると

ジャンル店名+される還元率備考
コンビニセブンイレブン2%VISA、ID、タッチ決済可能
コンビニローソン2%VISA、ID可能
コンビニファミリーマート2%VISA、ID、タッチ決済可能
ファーストフードマクドナルド2%VISA、ID、タッチ決済可能
カフェスターバックスコーヒー1%スタバカードへのチャージのみ
カフェドトールコーヒー1%VISA、ID、タッチ決済可能
スーパー京王ストア1%VISAのみ
スーパーSEIYU1%VISAのみ
スーパーライフ1%VISAのみ
スーパーヤオコー1%VISAのみ
交通ETC2%ETCカードのみ
プリファードストア一例

ざっとこんな感じ。

コンビニ・カフェ・スーパーは、駅ビルや百貨店、ショピングセンター内の店舗ではポイントを獲得することができないから要注意です。

その他のプリファードストアの一覧は下記から。

【メリット】2種類のポイント特典【最大40000ポイント】

出典:三井住友プラチナプリファード

高還元率以外にも、プラチナプリファードには2つのポイント特典が存在します。

それが

  • 入会(切替)月の3ヶ月後末までに40万円の決済で40000ポイント
  • 前年の利用額100万円ごとに10000ポイント

この2点です。

順番に紹介していきます。

入会(切替)月の3ヶ月後末までに40万円の決済で40000ポイント

プラチナプリファードに入会(切替)月の3ヶ月後末に40万円分決済すると、初年度のみ40000ポイントを獲得することができます。

例えば1月に入会したとすると、3ヶ月後末は4月末になります。

1ヶ月の生活費を20万円としても、生活費の7割=14万円をプラチナプリファードで決済すれば40000ポイントを獲得できてしまいますね。

この特典のおかげで、初年度の年会費は余裕でペイできます。

この特典を最大限活用するために、切替は月初めに行うのがおすすめです。

前年の利用額100万円ごとに10000ポイント

プラチナプリファードは継続特典として、前年の使用料金に応じてポイントがもらえます。

そのポイントは下記の通り。

前年利用金額獲得ポイント
100万円10000ポイント
200万円20000ポイント
300万円30000ポイント
400万円40000ポイント
前年利用額と獲得ポイント

プラチナプリファードの年会費は33000円なので、年間200万円利用して継続特典ポイントを獲得できれば

継続特典の20000ポイント + 200万円利用時の10000ポイント = 40000ポイント

年会費をペイできますね。

ちなみにこの継続特典ポイントは40000ポイントが上限になるので、400万円以上の決済では特典を得られないので要注意。

【メリット】家族カード無料

プラチナプリファードは家族カードを無料で作成できます。

年会費は一人分しかかからないため、プラチナカードのサービスを家族全員で享受できます。

これは一人暮らしの人には関係ないですが、最近入籍したばかりの僕にとってはメリットになります。

プラチナカードとして受けられるサービスは

  • ショッピング補償500万円
  • 空港ラウンジの利用
  • VISAプラチナコンシェルジュセンターの利用

この3点です。

【デメリット】33,000円の年会費

ここからはデメリットについて紹介していきます。

真っ先にデメリットとして思い浮かぶのはこの年会費です。

33,000円はプラチナカードの年会費としては高くはないですが、できれば払いたくはないというのが本音です

前述した通り、年会費の元をポイントで取るためには、年間200万円の利用が必要です。

僕は基本的に生活の出費全てをクレジットカードで支払っていますが、どうしても現金を使わないといけない場面が出てきます。

例えば、生活費の中でも大きなウエイトを占める家賃。

僕のアパートは家賃のカード決済ができないので、現金で引き落とされています。

このような大きな金額を決済できる人は、ポイントも貯めやすいでしょう。

そもそも、200万円もの大金を使うのはサイフポイント的にも厳しいので、僕個人的にはポイントで年会費の元を取るのは難しいです。

【デメリット】付帯サービスが微妙

プラチナプリファードの付帯サービスは

  • ショッピング補償500万円
  • 空港ラウンジの利用
  • VISAプラチナコンシェルジュセンターの利用

この3点ですが、これはプラチナカードの付帯サービスとしては少ないです

ショッピング補償の500万円はプラチナカード相当のサービスと言えるが、空港ラウンジの利用は正直ゴールドカードと同等です。

海外の空港ラウンジが使用できない【ハワイは使用可能】

プラチナプリファードのラウンジサービスの守備範囲は国内の主要32空港に留まります。

32空港の中には

  • 羽田空港
  • 成田国際空港
  • 関西国際空港
  • 中部国際空港
  • 新千歳空港
  • 那覇空港

といった空港が入っています。

各都市圏の空港と、飛行機移動が前提となる北海道、沖縄に対応しているので、国内のラウンジ利用には困りませんね。

海外の空港はハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のみ使用可能です。

使用可能な空港ラウンジの詳細は下記から。

プライオリティ・パスがもらえない

空港ラウンジの話から派生しますが、プラチナプリファードではプライオリティ・パスをもらえません。

三井住友カードプラチナやJCBプラチナ、エポスプラチナカードといったプラチナカードにはプライオリティ・パスが無料でついてきます。

これらのカードよりも年会費が安い楽天プレミアムカードにも付いてきますね。

プライオリティ・パスとは、世界500以上の都市にある1200ヶ所以上のラウンジを使用できるサービスの名称です。

申請には429ドルの年会費が必要になりますが、プラチナカードがあればこれを無料でもらえます。

このプライオリティ・パスがあればカード付帯以上のサービスを受けることができるので、ラウンジの利用に関して困ることは完全になくなります。

しかし、前述した通りプラチナプリファードではこのプライオリティ・パスをもらうことができないので、プラチナカードのサービスとしては他のカードと比較して1ランクダウンと言わざるを得ないでしょう。

プラチナカードのステータスが欲しい人にはお得なカード

出典:井住友プラチナプリファード

ここまでプラチナプリファードのメリットデメリットを見てきたけど、総評は

プラチナカードのステータスを持ちつつお得にポイントを貯めることができるカード

という印象だ。

正直通常のプラチナカードと比較すると付帯サービスの種類は微妙ですが、僕個人としては付帯サービスを利用するシーンが少ないのでその分ポイントに振り切ってくれてるのはありがたい

付帯サービスに関しても、ラウンジは微妙と言わざるを得ないけど、VISAプラチナコンシェルジュセンターでプラチナカードのコンシェルジュサービスを受けることができるので、プラチナカードとしての格もしっかり備えています。

とはいえ、年間200万円もお金を使うことはない(蓄財したいので使いたくないのが本音)ので、年会費の元をポイントで取ることも難しいと言わざるを得ないというのが現状だ。

しかし、年間200万円以上の決済が容易な方であれば、プラチナプリファードは年会費と付帯サービスのバランスがいいお得なクジレットカードであると言えるので、

  • 年間200万円以上の決済が可能な方
  • お得にプラチナカードを持ちたい方

は下記から申し込んでほしい。

プラチナプリファードには切り替えず、SPGアメックスを発行した

  • ポイントで年会費の元を取るのは難しい
  • 付帯サービスも他のプラチナカードに劣る

と結論づけた通り、私はプラチナプリファードへは切り替えないことにしました。

代わりに発行したのがSPGアメックスです。

SPGアメックスは旅行に特化したクレジットカードです。

年会費は34,100円とプラチナプリファードを上回りますが、元を取るのは非常に容易です

その理由は、

・カード発行から3ヶ月以内に10万円利用でボーナスポイントが30000ポイントもらえる

・カードの更新でマリオットボンヴォイの高級ホテル(1泊35,000円超え)に無料宿泊できる

というこの2点です。

SPGアメックスの詳細は下記記事を参照ください!

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この記事を書いた人

トミオです。超ホワイト大手メーカーからITベンチャーに転職した26歳のサラリーマンです。ガジェットやホテルを中心に、生活に役立つ情報を発信していきます。twitterもやっているのでそちらもご覧ください

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