iPhone12が発売されて3ヶ月、すでに購入している方も検討している方もいるだろう。
検討している方はiPhone11とどちらを購入するか迷っているんじゃないだろうか。
そして2021年1月某日、私はiPhone11を購入した。iPhone12の在庫もあったが11を購入した。
今回は、僕がiPhone12ではなくiPhone11を購入した理由を両者を比較する形で解説していく。
この記事では
- iPhone11と12で迷っている方
- 今iPhone11を買っても大丈夫か不安な方
- iPhone7、8から変えても大丈夫か気になる方
の参考になるかと思います。
【結論】オススメはiPhone11

早速結論なんだけど、今購入するならオススメは断然iPhone11だ。
その理由としては、iPhone12と11には日常使用で体感できる違いがないからなんだ。
スマホに求める能力は人それぞれ違うと思うが、恐らく万人に当てはまる要素は
- ヌルサクに動く処理能力
- 写真をそこそこ綺麗に撮影できるカメラ
- 1日持つバッテリー性能
の3つではないだろうか。
この3つに関して、iPhone12と11には体感できる違いがないといっていい。
ということで、その結論に至った理由をPhone12とiPhone11を比較する形で説明したいと思う
iPhone12とiPhone11のスペック比較
この2機種のスペック比較は下記の通り。
iPhone12 | iPhone11 | |
価格(税込) | 64GB: 94,380円 128GB:99,800円 256GB:111,980円 | 64GB: 71,280円 128GB:76,780円 256GB:88,880円 |
CPU | A 14 | A 13 |
写真 | 広角、超広角、夜景 | 広角、超広角、夜景 |
バッテリー | 17時間の連続ビデオ再生 | 17時間の連続ビデオ再生 |
メモリ | 4GB | 4GB |
ディスプレイ | 6.1インチ有機EL | 6.1インチ液晶 |
重量 | 162g | 194g |
認証方法 | 顔 | 顔 |
おサイフ | 対応 | 対応 |
iPhone12になることによって進化した点は
- CPUがA14チップに
- カメラにスマートHDRを搭載
- ディスプレイに有機ELを搭載
- 約30gの軽量化
の4点である。
この4点以外はほとんど変化がないことに加え、この4点についても体感できる違いはないんだ。
iPhone12とiPhone11のCPU性能【A13でも十分すぎる高性能】
スマホの基本性能を決定づけるのがCPU性能になるんだけど、これを数値化してくれる「Antutu ベンチマーク」というアプリがある。
このアプリで400000点を超えると、動作はヌルサクで重いゲームもこなせるっていう感じになる。
つまり、日常利用でストレスを感じることは一切なくなる。
iPhone11が搭載するA13チップをこのベンチマークアプリで計測した結果は500000点〜510000点
基準となる400000点を大きく上回ってくるので、iPhone11でも十分快適に利用できる。
これに対してiPhone12が搭載するA14チップは540000点〜570000点というレンジに収まる。
この数値差を日常利用で感じることはない。
重いゲームのランクマガチ勢や、iPhoneで動画編集をする人には性能が高いiPhone12をオススメする。
iPhone12とiPhone11のカメラ性能【写りの差は好みのレベル】

多くの人が、スマホのカメラは綺麗に撮れるに越したことはないと思っているのではないだろうか。
カメラ画質は微妙ではあるが確かに向上している。
全体的に細部の描写が向上しており、特に彩度が若干向上している。
その前提のもとでiPhone11で撮影した写真を見て欲しい。


これらは通常カメラでそのまま撮影した写真だけど、十分綺麗に撮影できているのがわかる。
超広角カメラもに関しても

この通り、撮影範囲が劇的に広がるんだ。
これだけの写真をカメラ起動してすぐ撮影できるなら、iPhone11のカメラは十分高性能と言えるのではないだろうか。
この写真はいずれも曇りの夕方に通常モードで撮影しているので全体的に暗く見えるが、Demioのボンネットについている小雨の水滴まで描写できている。さらに、Mazdaの売りである赤い塗装の艶感まで表現できているので、iPhone11でも細部の描写は満足のいくレベルだと言える。
iPhone12はディスプレイに有機ELを搭載
まず有機ELとはなんぞやっていう話だと思うんだけど、黒を発光させないことによって描写する次世代ディスプレイのこと。
画面上の黒を発光させないことで
- バッテリー効率向上
- コントラストが強くなりメリハリが生まれる
- 映像の没入感が増す
といったメリットを受けられる。
この点に関しては明確な進化になるんだけど、iPhone11の液晶ディスプレイの質も非常に高い。
これはApple storeで見比べた時の感想になるからあくまでも僕の主観だけど、ディスプレイを正面から見る分には見分けがつかないレベルでわからない。
ここに関しては人によると思うので、絶対に有機ELが良いんだって人はiPhone12を選んでもらえればと思う。
こだわりがない場合はiPhone11で問題ない。
iPhone12は30g軽量化
これも明確な進化と言っていいだろう。
30g軽量化しているため、iPhone11よりも薄い。
さらに、30g違うと持った時の印象が明確に変わる。
僕は194gのiPhone11にケースとガラスフィルムをつけて使っているので200gは余裕で超えている。
さらに僕はiPhone11よりも重い、本体だけで209gのRedmi Note 9sというスマホも使っている。
200gと言われると重そうと感じる人も多いと思うけど、これはすぐに慣れる。
138gのiPhone7から209gに乗り換えた

僕は138gのiPhone7をメイン機で使用していたんだけど、200gオーバーのRedmi Note 9S に乗り換えた結果全くストレスは感じなかった。
というのも、重くなるということは画面サイズが大きくなることに繋がるので、そもそも片手で使用する機会が減少するんだ。
ブラウジングは片手で行うけど、結構な分量の文字入力をするときは両手でしっかり持って行う。
両手で使うということであれば、200gという重さはストレス要因ではなくなるんだ。
Redmi Note 9S の使用感は下記を参照してほしい。

iPhone12とiPhone11のバッテリー持ちは同じ
バッテリー持ちは両者ともに17時間の連続ビデオ再生が可能ということになる。
フル充電であれば、2日間は使用できる(使用が通勤時間、昼休み、帰宅後位であれば)。
よって、ここでは本当に差が出ない。
iPhone12の進化点まとめ【2万円の価値を見出せるか】
改めて、iPhone12の進化点をまとめる。
iPhone12はiPhone11と比べて
- 処理能力が微増
- カメラ性能が若干向上
- ディスプレイは若干綺麗に
- 薄くなることで30g軽量化
この中で日常利用で違いを体感できるのは「薄くなることで30g軽量化」のみとなる。
要するに、薄く軽くなったということに2万円の価値を見出せるかどうかが、iPhone12かiPhone11を選ぶ上での判断ポイントになる。
iPhone12を購入すべき人
- iPhoneで重いゲームをする人
- iPhoneで動画編集する人
- 少しでも軽くて薄い方がいい人
こういった人にはiPhone12の購入をオススメする。
逆に、上記3点に当てはまらない人は、iPhone11の購入をオススメする。
【まとめ】日常利用であれば2万円安いiPhone11がオススメ

iPhoneの用途が
- SNSやブラウジング
- 暇つぶし程度の軽いゲーム
- 動画視聴
と言ったものであれば、iPhone12よりも2万円安いiPhone11が圧倒的にオススメだ。
iPhone12が対応している5Gも現状生かせるサービスが存在しないので、コスパが爆発しているiPhone11を購入して欲しい。
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