2020年の年の瀬、遂にauから格安SIMへの乗換を実行した。が、その直後に業界最大手キャリアdocomoからahamoというバランスブレイカープランが発表されてしまった。
ahamoのプランについては下記
しかし、せっかく初のオンライン乗換をしたということで、今回は11年お世話になったauから格安SIMの代表格・Y!mobie に乗り換えた理由とその手順を紹介したい。
この記事は
- 格安SIMが気になるけど乗換が不安な方
- 本当にオンラインで完結するか不安な方
の参考になると思います。
きっかけは固定費の見直し
25歳社会人3年目の給料なんてたかがしれてる。老後2000万問題やら年金がもらえないやらその辺の話はよくわからないけど、とにかく自由に使えるお金を増やしたいと思い月額固定費の見直しをしようと思い立った。固定費というと、月額契約サービスが真っ先に思いつく。そしてパッと思いつく月額契約サービスは
- 家賃
- 光熱費
- 通信費
- VODサービス(Netflixとか)
これくらいになる。節約上手な人はもっと思いつくと思うけど、私はこれくらいしか思う浮かばなかった。この中から「ストレスを最小限に抑え、節約効果を最大限得る」ことができるのが通信費の改善だと思ったので、今回11年間付き合ってきたauとお別れすることを決めた。
月4000円、年48000円の節約に
これは周知の事実だと思うけど、大手キャリアの通信費は本当に高い。CMやネットの広告で出している価格はあらゆる割引(家族割、光回線の契約)が適用された後の価格なんだ。騙されてはいけない。先月まで私は1カ月8,252円という高額な通信費を支払っていた。その内訳は下記の通り。
- データ通信量20GB
- 国内通話かけ放題
- テザリング
- 25歳以下割引
これがY!mobieに乗り換えることによって
- データ通信料13GB
- 国内電話かけ放題(10分以内)
- テザリング
となる。データ通信量が7GB減り、かけ放題も10分の制限がついた。テザリングは健在である。これによる使用感の変化は正直ない。詳しくは「3.使用感はそのまま」を見て欲しい。月4,000円の削減は思っているよりも大きい。年間4,8000円と言われたらさらに大きいことが伝わるのではなかろうか。1人1泊24,000円の宿に2人で1泊できる。1人なら2泊できる。1泊24,000円の宿は結構良い宿が多い。
キャリアから乗り換える際にやること
話を戻そう。さて、ここまでで格安SIMがいかにコスパに優れているかわかっていただけたと思う。じゃあどうやって乗り換えたらいいの?と言うのが最大の疑問だろう。ここからは格安SIMに乗り換える手順を解説する。
- SIMロックの解除
- MNP番号の発行
- 乗換先のサイトで申込
- 届いたSIMの挿入
なんとこの4点だけで乗り換えは完了してしまう。順番に解説をしていこう。ちなみにここでは、現在使っているスマホと電話番号をそのまま使う場合の手順を解説する。
SIMロックの解除
キャリアから購入したスマホの多くにはSIMロックがかかっている。このロックがかかっていると、そのスマホを購入した通信業者以外の回線が使えなくなってしまう。よって、今のスマホをそのまま使用するにはこのSIMロック解除が必須となる。
このSIMロックは、2015年5月以降に購入したスマホであれば、オンラインかつ無料で手続きが完了する。電話やショップでも手続きできるが、その場合3,000円の事務手数料がかかるため、オンラインでの手続きを推奨する。
MNP番号の発行
SIMロックが解除できたら次は転出手続きだ。MNP番号の発行はオンライン、電話、ショップで申し込むことができる。こちらもオンラインか電話で手続きを行うのが無難だろう。10分程度で手続きが完了する。MNP番号の発行には手数料がかからないので、気軽に申し込んで欲しい。MNP番号には15日間の有効期限があるため、発行後15日以内に格安SIMの転入手続きを行って欲しい。
乗換先のサイトで申込
行う。各業者の公式サイトに行けばMNP転入のページがあるため、そこから手続きを行えばOKだ。申し込みの際に必要になるのは運転免許証、クレジットカードが基本となる。ちなみにY mobieのオンラインショップで申し込む際にはMNP番号の有効期限が10日以上残っていることが条件となるので注意してい欲しい。(私はこれを知らず再発行してもらった。アホである。)
届いたSIMの挿入、開通手続き
SIMカードが届いたら通信の開通手続きを行う。この開通手続きが完了すると同時に、以前使っていた通信会社との契約は解除となる。開通手続きについては各業者の公式サイトに記載されている手順通りに実施すれば問題ない。ちなみにY mobieは回線切り替え用の番号に電話をかけ、音声案内に従っていれば切替が完了する。この電話は受付時間が10:00~19:00の為事前に調べておくと良いだろう。
使用感は変わらない
データ通信量やかけ放題の制限はついたが、使用感は全く変わらない。外で動画を見ないしゲームもやらないから、13GBもあれば速度制限になることもない。通話も10分を超えることはないし、普段の連絡はLINE電話で事足りる。通信速度もキャリアの回線をそのまま使っているのでラッシュ時(多くの人がスマホを使用する時間)に速度制限されることもない。
とはいえ、中には電車で動画を見る人もいれば移動中音楽を常に聞きたい人もいるだろう。そういう人は予めスマホにデータをダウンロードしてしまえばいい。Apple music や LINE MUSIC は曲をダウンロードできるし、Prime video などのVODサービスも動画作品を事前にダウンロードできる。youtubeは月額1000円課金することで動画のダウンロードとバックグラウンド再生が可能となる。寝てる間に各作品のダウンロードを済ませてしまえば、外での通信量を削減できる。
通信費は何も産まない
スマホは一番身近な通信機器であり、スマホを使うには通信環境が必須である。しかし、月額通信費は多く払えばいいというものではない。生活に必要最低限の通信環境を必要最低限の出費で抑えることで、浮いたお金を他のやりたいことに使ってもらいたい。
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